園長からのメッセージ

11月のおたより (17.11.15)

11月になりました。ようやく秋の空、秋の日差し、紅葉する木々の美しさを感じられるようになりました。深まる秋を子どもたちと楽しんで、神さまに感謝して過ごしたいと思います。祝福式・感謝祭礼拝・勤労感謝の日・アドベント(クリスマスを待つ4週間)保育の中でも神さまに、周りの人に「ありがとうございます」と感謝する機会が多いひと月です。私たちの命を創り、育み、大切なものとしてくださる神さまは、豊かな恵みを与え、分かち合う喜びと大切さを教えて下さいました。一人ではなく、他者と共にいる事が大切なことであると子ども達と感じながら過ごしたいと思います。

少女パレアナ物語(エレナ・ポーター著)というアメリカの小説があります。日本でも愛少女ポリアンナ物語として、アニメーション化され、広く周知されたようです。

パレアナは、どんな時でも、どんな人に出会っても、いつも小さな「うれしいこと」「喜べること」を見つけました。このことを「よろこびごっこ」と呼んで楽しみ、自分を支えました。誰でも、自分と会って心から喜んでいる相手に対して、悪い気持ちを持ち続けることは難しいことです。パレアナの「よろこびごっこ」最初は自分を疎ましく思っていた人や、何だかいつも不機嫌な人、自分を卑下して拗ねていた人達の心を変えていくことになりました。

心は不思議なものです。こちらが悪い感情を抱いていると、たいていは相手にもそれが伝わってしまうものです。こちらが笑顔の思いで接すれば、相手にも微笑みの心が宿ります。こちらが粘り強く手を差し伸ばすと、相手も分かってくれます。「相手はいわば自分にとって「鏡」のような存在なのだ」と記された人がいます。パレアナは、自分がまず心から「喜ぶ」ことで、「鏡」である相手にも、少しずつ「喜び」の心の種まきをしていたのでしょう。都合のいいように今の自分を肯定して動き出さないのではありません。自分と向き合い、その状況を嬉しい方へ、喜びに繋がる方へと転換させていく力が「よろこびごっこ」です。神さまの下さった種が私たちの心にも蒔かれています。成長させてくださる神さまと一緒に、感謝と喜びに溢れた11月を過ごしましょう。 

 

 

(園長)