園長からのメッセージ

12月のおたより (17.12.25)

♪ アードベントクランツに灯りがつくと、

神の子イエスさまのお誕生が近くなる ♪

今年も子ども達の歌う声が、保育室から聞こえてきます。先週までと変わった部屋の様子に、嬉しそうにアドベントの日を迎えた子ども達でした。その日からクリスマスの飾りを作り、クリスマスの物語を聞き、讃美歌を歌いながら過ごしています。小さなサンタになって動かす手は、大切な人を思っている事がうかがえる嬉しい時です。保育のどの場面でも、それぞれの子ども達の育ちを感じる12月です。

 少し前の事ですが、11月に行われたはぐくむ会では、テーマを「ママ友」で話をしました。10名程の人数でしたので、皆でお喋りが出来る雰囲気の中で、良い時間をすごしました。後半は子どもを「見守ること」、「待つこと」について思い思いに話しました。笑ったり、感心したり、同じ幼稚園に通う子ども達の親としての繋がりを感じる事の出来たひと時でした。

 子どもを見守ることは、見ている事とは違います。基本的には待つ姿勢が大切ではありますが、必要な時には言葉を伝え、行いを正すこともあるでしょう。それは、我が子でも、我が子でなくても同じことです。ところが近頃では、自分さえよければいい、わが子が良ければそれでいいと考え、行動してしまう大人が多くなったと言われています。皆さんはいかがでしょうか?子どもは親や大人を見て、真似て、大きくなり心を育てます。子ども達を育む親や大人がそうであれば、子ども達もまたそのような大人になってしまうことでしょう。人との繋がりは薄れ、ますます個人として生きていくことになりかねません。悲しい事です、寂しいことです。子ども達が人と関わる力を育み、違いを認め合い、他者と繋がることを喜べる人に育つように、子どものそばにいる事の出来る大人として、その立ち居振る舞いを、整えたいと願います。みんなと仲良くしてほしければ、大人もそうあるべきです。人に優しいひとになってほしければ、優しい姿を見せなくてはなりません。人を受け入れる人になるには、受け入れられた経験が必要なのです。

 見られている子は、いつも人の目を気にして過ごします。見守られている子は、安心して自分らしさを発揮するでしょう。間違っていたらちゃんと教えてくれる人がいるからです。素敵なところを見つけて褒めてくれる人がいるからです。子ども達を見守りましょう。人は愛されて育つものです。

(園長)