園長からのメッセージ

6月のおたより (19.06.11)

 園庭の片隅に柏葉アジサイの白い花が咲きました。その隣には白いバラも咲いていて、白い花の小さな花壇になりました。アジサイの小さな苗木を頂いて、6~7年が過ぎたでしょうか。なかなか花芽がつかなくて気にかけていました。植木鉢から花壇へ地植えして3年、ようやくつぼみが膨らんで花を咲かせています。葉が柏の葉に似ている事からついた名前のようですが、よく見るアジサイとは花(正確にはガクで中心の小さな点が花のようです)の付き方が違って印象に残ります。どうぞ、眺めて下さいね。

保育参加が始まりました。保育参加ガイドをよくご覧くださってお母さん先生やお父さん先生になって下さっている事を嬉しく感じています。保育に参加して下さったその日は良い事も有れば、疑問に思う事もあると思います。先生のように子どもと関わることは楽しさを感じることも有れば、難しさを感じることもあることでしょう。1学期のこの時期はまだまだクラスとしての有り様が不確定で、子ども達と担任との関係も、担任と保護者の皆さんとの関係も試行錯誤の中にあります。今は今の時の姿としての様子を見るだけでなく、実際に子ども達と触れ合う中でこそ感じて頂くことも多くあると思います。アンケートを通して頂いた気づきを、私たちはこれからの保育の力にさせて頂きます。子どもたちは幼稚園という集団の中で、嬉しい事、楽しい事、悲しい事、嫌な事、様々な心の持ち方を経験し葛藤しています。いろいろな友だちのいることや自分とは違う人のいることを知って関わり合う中で心の中にできたひだが子ども達の心を豊かに育んでくれるのです。心のひだをたくさん作って、どんな時にも、どんな所でも、どんな経験でも受け止められる柔軟な心の持ち主に、やがて成長してほしいと願っています。始めから上手くいくことはありません。関わり合う事が受け入れあうことの始まりとなり、お互いに認め合う事ができるようになります。

小さな小さな出来事がそのきっかけとなっていくのです。                                       (園長 藤原睦子)