園長からのメッセージ

5月のおたより (20.06.11)

教会幼稚園の周りでは色とりどりの花が綺麗に咲いています。心地よい風も吹いてきてさわやかな季節を迎えました。

今年はコロナウイルスの感染拡大防止のため、自粛の中、幼稚園も休園が長引いています。いつもなら子どもたちと一緒に「綺麗だね」「可愛いね」「面白いね」「不思議だね」と神さまの創られた自然の恵みに感謝して、うれしい気持ちやありがとうの心をはぐくむころです。保育者や友達とのかかわり合いの中で、自分と自分ではない人に気づきます。大きくなった喜びと、小さい人への思いやり、大きい人へのあこがれの気持ちが芽生え始めるころです。

今は幼稚園の生活ではそれが叶いませんが、それぞれのご家庭でも不思議に気づく心と、すぐそばにあるたくさんのありがとうに気づいていく経験がなされていることと思います。保育が始まり、少し大きくなった子どもたちとの出会いを楽しみにこの時を過ごします。

 

「名前は祈り」 作:毛利武

『名前はその人のためだけに 用意された美しい祈り
若き日の父母が 子に込めた願い
幼きころ 毎日、毎日
数え切れないほどの 美しい祈りを授かった
祈りは身体の一部に変わり その人となった
だから 心を込めて呼びかけたい
美しい祈りを』

「この世に存在するものには必ず名前があります。名前があるのは、その存在を求められているからです。中でも人の名前は特別な言葉です。自分のためだけに用意され、一生のあいだ名乗り、呼び続けられる言葉です。」これは作者の言葉です、祈りの心で一人ひとりの名前を大切に呼べる日を待っています。                                                   (園長 藤原睦子)