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9月のおたより
2025-09-01

暑い暑い夏休みも終わります。9月1日(月)から始まる2学期も暑さは続くようですが、神さまのお護りの中で、様々に経験を重ねて喜怒哀楽を味わいながら成長する子どもたちを見守る保育に励みたいと思います。2学期は運動会やクリスマスなど大きな行事を予定しています。教会幼稚園の行事は見せるための保育ではありません。子どもたちと話し合い、子どもたちが話し合い、仲間と一緒にする喜びを感じ、家族と一緒に出来る事を楽しむ日として取り組んでいます。そのことをご家庭でも大切に思って過ごしてただきたいと願っています。
夏休みに青森に出かけました。宿泊したホテルのロビーで偶然、「50周年ねずみくんのチョッキ展~想像力のおくりもの~」のチラシを見つけました。翌日の予定を変更して「七戸町立 鷹山宇一記念美術館」に出向き、ねずみくんとねみちゃんと、たくさんの仲間たちに出会いました。絵本のシリーズとして41冊以上もあることを知って驚きました。手に取って読んでみたり、小さい人が読み聞かせてもらっているのをこっそり一緒に聞かせてもらったり、小さい人も楽しめる展覧を大人もたっぷり楽しんで過ごしました。チラシには「ぼくは ぼくでよかった だって ねみちゃんに であえたんだもの」というねずみくんのことば(想い)が記されていました。「わぁー、深い愛の言葉だなぁ」と心から感動しました。自分を肯定し、大切な人や物に出会えたことに感謝できるねずみくんは素敵ですね。そして、そう思ってもらえるねみちゃんも素敵です。自分を肯定できる人に、誰かに大切に思ってもらえる人に成るべく、今を懸命に生きている子ども達との出会いを喜んで保育の時を過ごしたいと願います。 (園長 藤原睦子)
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