五月山の紅葉が美しい季節です。幼稚園の門の前に立ち皆さんを迎える朝の時間に五月山を振り返ると、つい♪「赤や黄色の色さまざまに…」（童謡紅葉）♪と口ずさんでしまうくらい晩秋の景色を楽しんでいます。出かけなくてもそこに神さまの恵みがあることは幸せなことですね。子どもたちもこの景色を普通のこととして過ごしているでしょう。そうではないことを子どもたちに言葉で届け、一緒に味わい感謝して過ごしたいと思います。

先日は秋のお楽しみ会が行われました。今年もサークルの皆さんの心のこもった発表に胸が熱くなりました。子どもたちも大人の真剣に楽しむ姿に触れて心が動かされたことでしょう。子どもたちの笑顔が溢れていましたね。準備から片付けまで時間をかけてくださったこと感謝いたします。コロナ禍のため、サークルに関わることのない保護者の皆さんに一緒に見ていただく事ができず、とても残念に思います。

今週はアドベントクランツのローソクが2本灯ります。イエスさまの光が私たちを照らしておられます。病や争い、妬みや無関心、誰もが持っている心がイエスさまの光に照らされて愛の心のあることに気づきます。クリスマスの喜びは「私」を照らしてくださるイエスさまに出会える喜びです。何度でも…。　

（園長　藤原睦子）