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2月のおたより
2023-02-03
一年で一番寒い季節を過ごしています。十年に一度の寒波が到来し、幼稚園でも積雪のあった日の朝は、園庭の雪をかき集め雪投げや小さな雪だるま作りがあちらこちらで始まりました。寒い、冷たいを味わいながらも喜んで遊ぶ子ども達と本気で楽しむ大人達がいて「ゆきのひはあついあつい」(いわむらかずお 至光社)の絵本を思い出しました。四季のある暮らし、神さまからいただいている季節の贈り物を感謝して過ごすことが出来た一日でした。
今月の願いの中に「神さまは、一人ひとりに違う賜物をくださっていることを認め合い、
それを受けとめ共に過ごせるようにと祈り合う。」があります。この頃になると一年一緒に過ごしてきたクラスや学年の仲間の事が分かり、それぞれに違いがありそれぞれに神さまから賜物を頂いていることに気づきます。違いがあることは素晴らしいことです。一人ひとりの良いところも良くないところも知って、認め合い、受け入れて一緒に過ごすことを「祈り合う」ことは、教会幼稚園が大切にしている保育です。同じ価値観だから一緒にいることは安心と心地よさを感じることでしょう。だけではなく、違う思いがあっても一緒にいられるように祈り合って残りの年度の日々を過ごしたいと思います。
寒い日には家から出にくいこともあるでしょう。でも、一日いちにちの積み重ねが保育を豊かにします。クラスで過ごす時も、学年で過ごす時も、皆で顔を合わせて過ごしたいと願っています。どうぞ、子ども達を送りだしてください。よろしくお願いいたします。
(園長 藤原睦子)
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