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6月のおたより
2023-06-01

例年より早く梅雨入りしました。雨の日に傘をさして長靴履いて、レインコートも身に着けると、雨もへっちゃらで楽しむ子ども達です。雨の日のお散歩も時には良いものです。

この季節、ジメジメした空気や雨が夏の風邪を連れてきます。熱が出たり、おなかの調子が整わなかったり、発熱や鼻水、いろいろな症状がありますが、無理せず体調を整えて、園生活に戻れるようにご協力ください。

運動場に移ったビワの木(おーちゃんのビワ)にたくさん実がなりました。新しい場所で実を付けたビワを見ると親元を離れ北海道で学ぶおーちゃんと重なって、愛おしく感じると共にパワーをもらいます。20年ほど前に年少児のおーちゃんのお弁当に入っていたビワの実、その種が芽を出し、年々育ち、ビワの木になりました。これからもここにしっかり根を張って育ち、幼稚園の子ども達の遊ぶ姿を見守ってほしいなと願っています。

昨年のバザーの収益で植樹していただいた、コナラ、ナツミカン、ヤマモモ、ウメも季節を重ねながら根を張り育っています。その成長を喜ぶ子ども達の姿も木々の成長の糧になることでしょう。根っこが大切なのは人も同じです。教会幼稚園で神さまと人に愛される存在であることを知り、友だちと遊んだり、喧嘩したり、仲直りして喜怒哀楽の感情を経験し、心のひだを豊かにしながら心が育まれます。心の根っこをしっかりはって、神さまと人を愛せる人になってほしいと願います。

「ぐりぐらまつり」の日まであとひと月、お一人おひとりのご協力に感謝いたします。

子ども達が楽しめることを一番に考えて、それぞれに出来ることを進めていてくださるのはコロナ前も今も変わらない父母の会の皆さんの姿です。大切にしたい教会幼稚園の姿です。

(園長 藤原睦子)

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