見てみて♪ ~教会幼稚園の日常ブログ~
どんなものを作ろうかな…【みんなで陶芸】
2025-01-31
今日はいよいよ!
年長担任の前田です。
今日は、年長さんが待ちに待っていた陶芸の日です♪『卒園記念製作』ということで、今まで幼稚園での楽しかったことを思い出しながら、陶芸の講師の方をお招きして、世界で1つの自分だけの入れ物を作ります。
「何用の入れ物を作ろうかな~」と先週から考えていた子どもたちです。
どんなふうに作るの?
さぁ、やってみよう!
いざ、作り始めます。
どん、どん、と置いたり
くる、くるっと回したり
ぐっ、ぐっと指で押したり
「かたいなぁ」「冷たいよ」という声が聞こえてきます。
「はい先生!早速わからなくなった手伝って!」
「スープを入れるから深くしたいんだよな」と
友だちや大人に話します。
そのうち
「○○ちゃんのめっちゃいい感じ!」
「○○くんは何入れるお皿なの?」など
どんどん会話も弾みながら作っていきます♪
形ができたら?
形が大体出来上がると、
細い竹串を使って絵を描いたり、
文字を掘ったりします。
「ほし描けるかな~」「間違えたと思ったら指で消したらいいねん、粘土やから」「そっか!じゃあ簡単!」と言って真剣な眼差しになったり、
「みて!名前かいた!」「私も!」と友だち同士で見せ合って大喜び。
「何色にしようかな~」と、色見本を見ながら選んだり、「焼いた後に届くの楽しみだなぁ」とわくわく。
「先生は何を描くの!?」と子どもたちが集まってきて、「何を描こうかな~」と言うと「先生はうさぎが好きだから、食べおわった後にうさぎが出てくるようにしたらどう?」とアイデアをくれました♪
ゆっくり、ほっこり
こうして、一人ひとつ自分だけの器を作ることができました。
日の当たるあたたかい部屋で、粘土の心地よさに触れながら、『どんな形でもいい』『自分のすきなように』『自由にのびのび作る』そんな時間が流れていて、何の枠にもおさまることのない子どもたちの自由な発想に触れられた時間でした。
また、友だちの作るものの素敵さを認め、声をかけ合えることもさすが年長さんだなぁと感じます。
ほっこり、ゆっくり、きもちよく、焼きあがって子どもたちの手に届くまで、待ちたいと思います。
